視聴コーナー
You Tube浜田真理子公式チャンネル
≫詳しくはこちら
コンサート情報
■浜田真理子 TOWN GIRL BLUE
2017/4/13(木)
Billboard Live TOKYO (東京都)
[出演]
浜田真理子/Mariko Hamada(Vocals,Piano)
服部正美/Hattori Masami(Drums,Percussions)
加瀬達/Toru Kase(Bass)
檜山学/Manabu Hiyama(Accordion)
[一般発売]
2017/2/21(火)10:00〜

■うたの女子会
浜田真理子〜畠山美由紀〜市川愛コンサート
2017/6/4(日)
高松オリーブホール (香川県)
[一般発売]
2017/3/1(水)10:00〜

≫チケットのお申込みはこちら

CD/DVDを買う

好きな人の夢を見た。ストーリィはさっぱり覚えていないけれど、それは確かに好きな人の夢だった。愛しく想う気持ちに満たされて、目覚めのこころはあたたかだった。寝しなに『袋小路の男』(by 絲山秋子:講談社)を読んだせいかもしれない。

昨日、雑誌や本の編集者をしている友達が、わたしに読ませたい本がある、とずっと前から言っていた本を送ってくれた。郵便の包みを開けて、その白い本を眺めてタイトルを見たとき、ああ、これはやばい、と思った。タイトルが、もうやばい。もって行かれそうな予感に、どきどきして、なぜか自分のそんな予感がはずれてくれればいいのにと思った。すぐに読み始めようか、少し置いておこうかと、手を伸ばしたりひっこめたりした。帯に、<現代の純愛小説>なんて書かれているし、もしもほんとうにそうなら、今のわたしのこころがそれを読むのにたえられるだろうかと不安でもあった。

夜も更けて、寝る前になって、書き出しのところだけちょっと読んでみようかと開いて、それきり最後まで読んでしまった。この一冊には短編が三つ入っていて、はじめの二編が同じ状況設定で書かれている。ある男女の十数年にもわたる絆の物語が、表題作の『袋小路の男』は、女性の側からの語りによって、次の『小田切孝の言い分』では、もう少しカメラをひいた感じで(という言い方があるのかは知らないが)、男性の側の語りによってすすんでいく。読みながら、マーク・トウェインの『アダムとイブの日記』という話があったことなどなんとなく思い出す。

最初の物語『袋小路の男』を読み終えたとき、涙をふきながら、そして鼻をかみながら、えらいものを読んでしまったと思った。絲山秋子さんてすごい人だ。それから、主人公の『私』はわたしじゃないか、と思った。きっと、そう思う人は多いのだろう。恋愛は自意識を過剰にする。しまったしまった、えらいことになった、とか、ばかばかばか、とか、こころが騒いだので、この本をわたしに読ませた友達を、どうしてくれるのさ、と2秒くらいうらんだ。でも、彼女がこれをわたしに読ませたいと思った理由もよくわかった。好きな人にメールをしたくなったけれど、やめた。今、冷たくされたりしたらと思うとこわくてできなかった。冷たくされるのが、かなしいのではなくて、冷たくされてもっと好きになってしまうのが困るのだ。

夜はさらに更けたが、やるせない気持ちをもてあましたので、続きを読むことにした。ブルドーザーが地面をならしていくような勢いで読んだ『小田切孝の言い分』には、わたしの求める何かがあるような気がした。「やばい、やばい、」とうたうように今度は口に出して言って、わたしはまた涙をふいて、鼻をかんで寝た。

そして朝。思い出せない夢の残像にぼうっとしたまま、ケータイをあけると真夜中に着信が一件、それは好きな人からの酔っ払いメールだった。

『ファイト』が見たいので、朝はいつも通り起きる。朝ドラは何年も見ているけれど、これはとてもおもしろい。優ちゃんかわいい。川崎先生はかっこいいし。午前中に時間がたくさんあるのは、なんだか得した気持ちで、『ONJO』を聴きながら鼻歌まじりに写経をする。そのあとライブの練習。午後から妹が来たのでいっしょに本屋さんへ行って、宇江佐真理さんの本を買う。函館のガイドブックを何度も何度も見る。あまり何度も見たせいで、今となっては人にガイドできそうな気もする。

ガイドといえば、わたしは、旅慣れない人間で、しかもものすごく方向音痴なのに、なぜか行く先々で道を聞かれる。これまでに、東京、大阪、京都、高知などで道を聞かれた。よほど、自信満々な感じで歩いているのかしらん。いや、きっと、やさしそうなうら若き乙女だからだろう。道を聞かれたらにこにこして、兼高かおる風に「あら、ごめんなさい、わたし、わからないんですのよ、ほほほ」とか答えているけれども、ココロの中では、「俺に聞くなよ、俺に」と思ったりしている。秘密だけどね。てへ。

ああ、やっと週末になりました。今週も長かったです。昨日、会社で『対岸の彼女』(by角田光代)読み始めました。二人の対照的な女性が主人公になっている話ということくらいしか知らなかったので、今はやりの、負け犬vs主婦、みたいな構図かしらと思いながら読んでみると、ところがどっこい、そんな単純なものではありませんでした。ミステリでもないのに、先が知りたくて、やめられなくて、家に帰っても夜になっても読みつづけ、結局おしまいまで読んでしまいました。終わりのほうでは胸が苦しくて、泣けてしょうがありませんでした。どうして泣けちゃったのか、なんといったらいいのか、かなしいというのでもなく、かわいそうなわけでもなく、まして、感動とか、そういう感情でもなく、なんだかわからない、なつかしいせつないキモチになって、ココロがぎゅうっとしめつけられてあわてて汗が出てみたらそれが涙だった、みたいな感じ。自分のこと、母のこと、妹のこと、みねっちのこと、高校生だった自分のこと、お友達のこと、いろんな情景や記憶の断片が頭の中にぐるぐるしました。直木賞とかとった本は、実はあんまり読まないのだけれど、このたびは、小泉今日子さんつながりで『空中庭園』を読んでから、角田さんの書かれたものをもっと読んでみたいと思って買ってみましたが、読んでほんとによかったです。

お久しぶり。お元気?泣き出しそうな空の下を会社から帰ってきました。今夜は雨かな。せっかくの七夕さんなのにね。美しい日本語を毎日の日付ごとに集めた『美人の日本語』(by山下景子:幻冬舎)の今日のところを見たら、「鵲の橋」と書かれていました。7月7日の夜には鵲がたくさん飛んで来て、翼を広げて、織姫と彦星が渡れるように天の川に橋を作ってくれるんですって。すてきね。織姫はきっと体重が軽い人なのねぇ、とそっと体重計に乗ってみる今日このごろのハマダです。

昨夜はカミナリがすごかったです。普段特にこわいとも思わないけれど、自分の家の真上で鳴っているかのような雷と稲妻が小一時間も続いてほんとにびびりました。さて、今夜は月に一度の『浜田真理子so far songs』の放送日です。今夜は、先月の大阪城音楽堂での「音泉まつり」のお話などしながら番組をお届けいたします。あ、でも、ライブ音源は手に入りませんでしたので、悪しからずご了承くださいませね。放送は、今夜12時からFM山陰にて。

もうすぐみねっちが夏休みなので、どこかへ行ってみようかと言ったら、大阪へヨシモトを見に行きたいという。ひゃ〜やっぱりそうきたか。わたしとしては、函館の五稜郭に行って愛する土方歳三を偲ぶ旅などしてみたかったのだけど、しょうがない、それはまたの機会に一人ですることにして、このたびは、なんばグランド花月でも見に行くかな。みねっちもわたしも史上最強の方向音痴、こりゃ弥次さん喜多さんなみの珍道中になりそうだなぁ。

このごろ毎日お天気の話題の「マリコ的こころ」で、賢明なる読者諸君は(なんつって。なんかレトロな感じでいいでしょ。)、いいかげんにせえよ、と飽きてきておられたと思いますが、かくいうわたしも、もうたいがい、いやになって、この話題、書くのやめようかなと思っていた矢先の今日このごろ、雨がたくさんふりました。たくさんというか、どしゃぶりというか、cats and dogsというか、いや、わたしのこころに一番しっくりくる出雲弁でいうと、「だらくそみたいに」ふりました。水不足が解消に向かうのはうれしいけれど、もっと、少しずつ、そして断続的にふってはどうかと思います>空へ。

会社から帰って郵便うけをのぞいたら、ずざざ、と封筒が滑り落ちてきて、見るとURIKOさんや、はなちゃんからでした。申し合わせたように二人とも本を送ってくれたのです。この場をかりて、お礼を言います。どうもありがとう。さて、ライブまで、あと週末が何回あるか数えたら、3回しかないのね。きゃーーー、ダイエットが間に合わない〜〜(ってそれかい!)。じゃ諸君、わたくしこれから整体の体操(腰をとんでもなくひねったり)とかしますんで、本日はこれにて失敬。

今日も今日とて雨は落ちてきません。もしかすると雨になるかも、っていうような思わせぶりな風がここんところ何日もびゅうびゅうと吹いてはいますけれどね。さぞかし桶屋は儲かることでしょう。あ、でも、桶の中に入れる水がないわ。あはははは。山田くーん、座布団一枚ハマダさんに持ってきて〜。なんてつまらないギャグをとばしてしまうほど、頭が疲れてきてるみたいね。今月も今日で終わり。福岡でのライブも近づいてきます。初めての土地なので楽しみです。何を歌おうかなぁ。

母が、なにか読む本はないかと言うので、鳥取市で、ホスピスケアのあるすごい診療所を開業しておられる徳永進先生の書かれた『野の花診療所まえ』(講談社)と『野の花診療所の一日』(講談社)を貸したら涙しながら読んでいました。そこで働く看護師さんがたまたまお友達だったせいで、わたしもみねっちを連れて病院を訪ねたことがあります。どんなところか見てみたかったので。思い立ったが吉日の、アポなしだったので、先生はご不在だったけれど、後日これらの本を送っていただいたの。浜田真理子さんへとサインまで入れていただいてます(自慢)。こういう病院、松江にもあるといいがぁ、と母と話しています。