玄丹お加代のことを知ったのは、今から4、5年前だったと思う。Switchという雑誌に写真が載せてもらえるということで、使い捨てのカメラとなぜか、ギターを持って(あははは)、撮影係というか、シャッター押すだけ係の妹と一緒に撮影場所を探していたときだった。宍道湖の近くがいいなぁとNHKの前の湖岸の白潟公園をうろうろしていて、玄丹お加代の胸像を見つけたのだった。以下引用。
『もと松江藩士で鍼医をしていた錦織玄丹の娘。松江の芸妓。父の名玄丹から通称玄丹お加代とよばれた。1868(慶応4)年西園寺公望を総督とする山陰鎮撫使一行が出雲に入国し、親藩である松江藩に無理難題が課せられた。その鎮撫使をお加代が懐柔して藩を救ったと伝えられている。当時、松江近辺の芸妓が集められ、一行を歓待するため酒席などが設けられた。お加代もこの中にいて、白刃に刺したかまぼこをつきつけられたが、臆することなく、口でうけとり食べたという。晩年も凍った宍道湖を人力車で渡り、嫁が島まで行き帰りしたなどきっぷのよさと度胸で、侠女お加代といわれた女性である。』−「松江・出雲散歩」(山川出版社)より
元気を出したいときは、お加代に会いに行こうか。
バイキングランチといえば美音堂の市川氏だが、さっき、その市川氏から電話があっていろいろ仕事の話などをしていたら「電車男」を見逃した。まあでも、今日が最終回でなくてよかった。来週見て追いつこう。あ、でも、来週の今日はもう横浜にいるじゃないのさ。きゃーーーーーーライブの準備などしなくては(ぢっと手をみる)。
一雨降って、ぐぐっと気温が下がったようで、部屋でじっとしていると寒いみたい。このまま秋になってしまうのかしらん。待ってはいたけど、いざ秋となるとなんとなく寂しいなぁ。昨夜は寝る前に『旅情』という古い映画のビデオを見ました。いわゆる「負け犬」に扮したキャサリン・へップバーン主演の短い夏の恋の物語です。想定内ではありましたが、ラストシーンではちょっぴり泣いてしまいました。
☆みねっちと同じクラスのAちゃんへ
このページを読んでくれたんだって?みねっちに聞きました。ありがとね〜。ギターの練習がんばってね。あの楽譜とピックを選んだのはわたしですから(ぷぷ)。
なんか、久しぶりにここのページ、書く気がします。9月は休み休み書いてますね。カスタネットマンみたいですね(出て出て休んで休んで♪)。いけませんねぇ、怠けてちゃ。でも、まぁ、冗談も休み休み、というじゃありませんか。さて、妹が38歳になりました。おめでとう。わたしの大好きな仲良しさんです。大好きすぎて、彼女の名前につく「美」の字を娘にもらってつけてしまったほどです。「プレゼント何がいい?油とかマヨネーズとか、米とかでもいいよ」とメールしたら、「米とかはやだなぁ〜」と返事が来ました。なぁんだ、米の袋にかけるリボンを買いに行きたかったのになぁ。
昨夜、絲山秋子さんの『逃亡くそたわけ』読み終えました。おもしろかったです。読後の感想というと「おもしろかった」とわたくしこればっかですが、どれもおもしろいのでしかたがない。これを書かないと次が書けないというかなんというか。精神病院を逃亡した男女ふたりぐみの「ロードノベル」なんだけど、九州弁満載で読み終えたら九州弁が話せるようになった気がしました(気のせいでした)。「いきなり団子」と「なごやん」食べたくなりました。
わたしは久しぶりに髪を切って下のほうを軽くして、ウェ〜ビ〜にしてみました。オスカルみたいです。床に落ちた切った髪の毛のあまりの多さに驚き!おニューのヅラが3個くらい作れそうでした。明日は選挙です。美容院の前の細い道にも選挙カーが最後のお願いに入ってきていました。選挙速報が楽しみ。今日はそのほか小沢昭一さんの「散りぎわの花」(文春文庫)を読みました。タイトルと表紙の絵を見たらなぜか涙が出そうになって買ってしまったのです。夕方みねっちといっしょに『スイングガールズ』のDVDを見ました。あたしも高校生だったら、バンドとかこういうのやりたかったわ〜、と言ったらみねっちが「やってるじゃん、今」と言いました。それはそうなんだけどね、高校生の時やるからいいのよぅ。
台風で眠れぬ夜が続いたせいか、昨日は終日眠くてたまりませんでした。仕事から帰って夕ご飯を食べて、いそいでお風呂に入ったら眠くなってしまって、結局8時には寝てしまいました。世界柔道も、バレーも見たかったのに。夜中の2時半くらいに一度目が覚めたのだけど、時間を携帯で確認してまた眠ってしまいました、今度は朝まで。ひさしぶりにぐっすり寝たって感じ。おかげで今日は会社でちっともいねむりをしませんでした、というのはうそですけど、やっぱり睡眠は大事だなぁ。化粧ののりも違います(気のせいかもしれませんが)。明日はお休みだし、言うこと梨。そこで一句「あるけれど なしというみの こいのあじ−鞠吉」おそまつくんでございます。
あちこちで、大暴れした14号、まだ完全に消えてなくなったわけではありませんが、松江からは、今日の夕方やっと過ぎ去ってくれました。ああこわかった。一昨日の夜はほとんど眠れませんでした。少しうとうとしたかと思うと、宍道湖の水があふれてきて流されてしまう夢を見てしまったりするし。近年、地震や台風が異常におそろしく感じられるので困ります。どうしたんだろう、わたし。昨日は会社が午後お休みになり、今日も午前中は自宅待機で、午後から出勤しました。吹き返しの大風の中、出勤を決めた所長を少し恨みながら会社に出かけましたが、夕方会社のビルを出るとほとんど風がなくなっていました。今更ですが、自然の力みたいなものに、おそれいった、と思いました。自然の力といえば、今日中島たい子さんの『漢方小説』(集英社)を読みました。不思議なつくりの小説で、とてもおもしろかったです。だれかのネットの日記を読んでいるようなリアルな感覚におそわれるような、「小説」でした。わたしが飲んでいるサプリメントや化粧品も漢方系なので、これを機会にもう少し、調べてみようかしら。