度のぴったり合う眼鏡をかけたときのように、視界がくっきりと、澄み渡るような快晴でした。少し風はあったものの、宍道湖は空に向けた大きな鏡のようでしたよ。こんな日に仕事しなきゃいけないなんて、とみんなで言いながら窓の外をちらちら見ました。久しぶりに晴れたからです。夕焼けも美しかった。そして、まぁるい月もうるわしく、ほんに一日にこんなにたくさんきれいなものを見ることができるなんて、今日はとてもいい日でしたよ。るるる〜。キッチンのテーブルには、みねっちが昨日、一日かかって作ったまぁるいトリュフもどきのチョコレートが、お月見だんごのようにお皿に盛ってあります。
花なし酒なし 今宵はチョコっと 月見かな
足もみマッサージの施術を今日は受けました。初めてだということで、気を使っていただき、痛さはあまりなく(少し痛い場所もあったけど)、とてもキモチがよかったです。「黙って座ればピタリとあたる」ではないけれど、足のうらを軽くもみほぐしてみるだけで、どこが悪いか弱ってるか、なんてことがわかってしまうのです。すごいなぁ。また、ほんのちょっとしたこと、例えば、体の悪いものを流すようにさらさらと軽く指圧するとか、軽くたたくとか、でかわるということに驚きました。もちろん、長い間の習慣などで体に変な癖がついてしまっていたりするので、少しずつゆるめて体本来の働きができるように戻していかねばならないとは思うけれど。どこかが悪いからすぐに病院で薬をいただく、ということでなく、どうしてそういう症状になってしまったか、というところまで意識を及ばせるということが大事なんだとつくづく思いました。体は正直、自分の体は自分で守るということ、もう少し重く考えないといけないなぁ。でも、今夜はよく眠れそう。
「バートン・クレーン作品集」のこと、ブログに書いてからアマゾンで注文したら、なんともう届きました。はや===っ。そして今、聞きながら書いています。これはいいです。たのしいキモチになります。そして、この英語なまりの日本語の歌を聴いていると考えることはたくさんあるのです。かなり流暢な日本語だけれど、アクセントやニュアンスが英語風だから、よく聞いていないと意味がつかめないことになってしまいますから、耳が聞こう聞こうとしていることに気づくのです。それって、足もみのマッサージによって、五感が敏感になったためかも。なんつって。でも、せっかく備わっている体の機能、ちゃんと使って衰えないようにしたいですね。
オリンピックの開会式、夜中に起きて見ないでも、何度も録画が放送されましたね。競技も楽しみです。その開会式で歌われていたオペラ『トゥーランドット』のアリア、「誰も寝てはならぬ」の美しいメロディを聴くといつも涙がでます。昨夜ひとつ歌を作って喜んでいたけれど、パバロッティの「誰も寝てはならぬ」を聴いたら、自分の作った歌が急につまらないものに思えてきました。比べてもしょうがないのはわかっているけれど(それと比べるのか!みたいな、ね。ふふ。いやいや、こころざしは高く。)やはりここは、できたものを少し寝かせて、客観的に見てみることにします。こころが熱いのはよいけれど、頭に血がのぼっているのはよくないです。冷静に冷静に、ひき算ひき算。と自分に言い聞かせて。
明日は、足ツボマッサージをしているお友達がうちに出張マッサージに来てくれることになっています。人に体を触られるのが「こそばい」ので、これまでは勇気がなかったけれど、この前、施術をうけた別の友達がたいへん体調がよくなった、と言っていたので、勇気を出してお願いすることにしました。楽しみです。報告はまた明日。
☆○幼 サチコさん、
お久しぶりです。びっくりした〜うれしかった〜〜。お元気ですか?ネットをしているといろんな人に会えるからいいねぇ。特に、同級生だと一気に若返ります(キモチだけは。)。コメントどうもありがとね〜。
ふちがみとふなとさんが、毎月発行している新聞『稀刊 ふなととふちがみ』が届きました(いつもありがとう〜)。ぎっしりとつまったライブスケジュール表を見るたびに、わぁ、がんばってるなぁ、わたしもがんばるぞう!とか勝手に「やる気」をもらっています。たとえば、明日は友部正人さんの主催なさる"no media"という詩のイベントに出演するそうですよ。がんばってね。そしてそこに書かれていた「勝手に宣伝」のコーナーの『バートンクレーン作品集』(sp音源の復刻盤CD)の発売のお知らせには大変こころひかれました。聴いてみたいなぁ。バートンクレーンという人のことは、ふちがみとふなとさんがアルバム『ヒーのワルツ』の中で「威張ってあるけ」や「ニッポン娘さん」のカバーをしておられるのを聴いて初めて知ったのですが、ふなふち新聞の記事によれば、「変な日本語で歌う外国人第1号」だということですよ。おもしろそうでしょう〜〜。というわけで、「勝手に宣伝」のコーナー、勝手に拝借いたしました。
さて、いよいよオリンピックが始まりますね。開会式のようすって、夜中(というか朝方というか)の午前4時くらいからテレビ中継でしょ。見たいけれど、しゃん遅くまで起きちょられんわ〜(そんな遅くまで起きていられないわ、の意)。なんとなく出雲弁でぼやいてしまいました。
『變瞼(へんめん)』という(1995年中国・香港合作)映画の録画DVDを昨夜見ました。昨日の「マリコ的」に書いたようにあんまり寒くて早く寝てしまおうと早めにお風呂に入って寝るしたくをしたのですが、いくらなんでも9時過ぎに寝てしまうのはどうなのか、だからといって早起きするわけぢゃなし、と思いなおし、ずいぶん前にいただいていたDVDをひっぱり出して冬の夜のつれづれにひとりしずかに見入りました。マリコさんならきっと泣くでしょう、と言われていたとおり、しくしくと、ティッシュで涙をふきながら見ましたよ。おじいさんと子役ちゃんの演技がとてもよくて・・・うぅぅ。「おじいさん」というだけで、「こども」というだけで、涙が出るのに、このストーリは反則ですね(ぅぅぅ、)。でも、見終えたら、寒い寒い冬の夜にこころにぽっとあかりがともりました。ありがとう、だがやさん。
『ミセス』、買いましたよ。自分で。記事の内容はすでに美音堂に届いたものを送ってもらっていたのだけど、実物を母に見せてやりたいと思ったので。本屋さんで、一冊すばやく持ってこっそりレジに出そうとした瞬間に、「ハマダマリコさんでしょう?見ましたよぅ、『ミセス』!」と言われて、ぅ、と思いました。いや〜、その〜、ま〜、この〜、ええと、おばあちゃんに見せたいと思って〜〜でへへへへへ、とか言ってごまかしました。恥ずかしかったです。だから、おじさんだって買ったり立ち読みしたりしたっていいのです。わたしだって勇気出しましたし(マフラーでほおかむりしていなくてよかった)。親子で恥かき人生です。
夕日が沈もうとして西の空をあかく染めているのを遠い背景にして、すぐ目の前では大風に吹かれて雪が横にとんでいくというような光景を今日は見ました。ものすごく寒いけれど、きれいでした。こないだ角松敏生さんが松江にお見えになったとき、松江の冬は最高だとおっしゃって、寒いのが嫌いなわたしは、ぃゃぃゃぃゃぃゃなんとおっしゃるうさぎさん、やだやだあたしゃ冬はいやだよぅ、と思って聞いていたのだけど、山陰のお天気はかわりやすくて、短時間のうちに晴れと曇りと雨と雪が体験できるのはとても美しいという、氏の意見を、件の光景を見て思い出したのでした。ああ、でも、風があると寒いのよう。会社の帰りにはマフラーを、マチコ巻き(古)にしようかと思いましたが、マフラーの幅がせまいので、ほおかむりのどろぼうみたいになってしまいそうなのが格好悪くてやめました(いまどきそんなどろぼういないでしょうが−よけい目立つし)。今夜は気温も低く、部屋の中もなかなかあたたかくなりません。早めにお風呂に入って布団にもぐりこもうかなと。
☆堀江敏幸さんの『もののはずみ』を読んでいます。すてきな本ですねぇ。土蔵の白壁みたいな装丁がいいですねぇ(なでなで)。教えてくださってありがとう。
今日はなんだか風の強い日でした。今はだいぶおさまったようですが、夕方などは台風のようにびゅうびゅう吹き荒れていました。お肌も乾燥しますねぇ。ぴきぴき。更新音源喜んでいただけたならとてもうれしいです。kumakoさん、「煮込みワルツ」は上野茂都さんという、三味線を弾いて歌われるかたの歌ですが、『あたま金』というアルバムの中には「おとうふ」「炊事節」「煮魚節」「塩焼き節」など、ほかにもたくさんおいしそうな歌がつまっていますよ。さあて、もうすぐオリンピックですね。わくわくするなぁ。衛星放送じゃないと見られないのかな。