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MARIKO HAMADA Live vol.2 2020.2.4発売!!! Vol02jacket_low.jpg


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謹賀新年
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年は世界中が大変な思いをした年でした。本当におつかれさまでした。仕事をしたり、友達と集まって食事をしたり、家族とどこかへ出かけたり、そんなあたりまえのことがぜんぜんできない年でした。みなさんよくがんばりました。本当に本当におつかれさまでした。新しい年になったからといって、昨日が今日になっただけで何も変わるわけではないけれど、やっぱり年の初めは希望を持ちたいですね。新しい手帳も買ったし。今年は楽しい予定がたくさん書き込めるといいですね。チャレンジ精神は忘れないようにしようと思います。

配信ライブについて
コロナの感染症のおかげで、できなかったこともたくさんありましたが、苦肉の策で新しいことをたくさんやりました。音楽活動で言えば配信。配信配信と何度言ったことでしょうか。そんなこと全く思いもしないで、YouTubeのチャンネルを開いたのが、2019年の12月。あの時は、まさかこんなことに使うことになるとは思っていませんでした。4月からライブ配信を始め、新しいことを勉強しました。一緒に勉強してくれた(というか、ほぼ一手に引き受けて勉強してくれた)Marinoさん、それから、音響や撮影でご一緒したみなさんありがとうございました。昨年覚えた配信の技術、これからもブラッシュアップして使っていきたいと思っています。配信ライブを見て応援くださったみなさまもありがとうございました。2020年4月からの無料配信は1年間は続けるつもりでおりますから残りはあと3回。3月の配信を一旦区切りとして最終回とします。4月以降はどんな風にしていけばいいか、例えば有料コンテンツにしていくとか、会員制にするのかなどなど、ただいま考え中です。


ライブについて

やっぱり生にかなうものはないねと、観客限定のライブをしたあとお客様に必ず言われました。わたしもそうだと思います。生の音から響いてくる空気の振動をできるかぎり今年も感じていただきたいと思います。でも、きっとフルキャパでできる日はまだまだ先だと思います。それまでは、客席ゆったりめで、お隣なし、一緒に歌うのもなし、というライブが多いかと思いますが、どうぞご了承くださいね。

☆みなさまのご健勝とご多幸をお祈りします。いつかどこかでお会いできますように。
2021-01-01 00:00 この記事だけ表示   |  コメント 0

06 リリーマルレーン
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Life is a movieの終演後

訳詞:田中亜矢 神谷一義 作曲:Norbert Schultze
ライブ@めぐろパーシモンホール
ジャズワールドビートというフェスで、パーシモンホールに初めて出演した。共演のみなさんも素敵な方ばかりで大きな舞台で歌えるので楽しみだった。この日は、コントラバスの加瀬達さんと、サックスのマリノ氏に加えて音響ミックスが久保田麻琴さんだった。その年の初め頃、代官山の「晴れたら空に豆まいて」で、久保田さんのイベント「Life is a movie」でご一緒した黒田京子さんと、喜多直毅さんも別会場に出演の予定だった。せっかくだからタイミングを合わせて1、2曲ご一緒させてもらおうということになり、晴れ豆でも歌った「リリーマルレーン」を再演することになった。

晴れ豆でやったときは即興的だったけれど、さらに、黒田さんのアレンジが深みを増して、より緩急の付いた演奏となった。わたしは、ピアノを弾かず立って歌うというのでこの日一番緊張した。黒田さん、喜多さんのドラマチックな演奏に圧倒されながら、でも決してつられて感情的に歌わないようにしようと「抑えて、抑えて」と自分に言い聞かせながら歌った。昔の歌手みたいに手を胸の前で組んで歌った。黒田さんのピアノが大砲の音みたいに、喜多さんのバイオリンが空襲の音みたいに聞こえて、一瞬そこはホールでなくて、戦場になったような不思議な気持ちになった。終演後のサイン会で、メインアクトのチャボロ・シュミットチームの歌手マリアさんがわたしのところにやってきて、泣きながら「『リリーマルレーン』が素晴らしかった」と握手してくださった。マリアさんの手は震えていた。わたしの歌というよりは、演奏の力が大きかったと思う。ヨーロッパの方にとってはこんなにも威力のある歌だったのだなあ。

歌詞はいろんな方が日本語訳をして歌っておられるが、わたしは田中亜矢・神谷一義さんの日本語詞を歌わせてもらった。以前ふちがみとふなとさんとご一緒したときに教えてもらった歌詞でとても好きなのだ。

07 わたしたちのうた
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作詞作曲 浜田真理子
ライブ@島根県民会館中ホール

いつのころからか、ライブの最後に歌うようになった。本編の最後とか、アンコールとか。もとはというと、「マイラストソング」という小泉今日子さんとの音楽舞台が始まるというとき、もしかしたら新しい歌が必要かもしれないと思って、久世光彦さんのことや、久世朋子さんのこと、そしてラストソングについて考えたりして書いた歌だった。始まってみると「マイラストソング」では自分の持ち歌を歌うシーンはぜんぜんなかった。久世さんのエッセイにこの歌が出てきていないのだから当たり前だけど。

ソロバージョンも好きだが、バンドバージョンもとても気に入っている。なんと、バンドはワンコーラス丸々入ってこない。そこからみんながなだれ込んで、マリノ氏のテナーソロ。長いソロはいらない、8小節で決めてやる、と言わんばかりの音にぐっときます。そういえば昔の歌って、間奏の4小節だけの印象的なソロとかよくありましたね。わたし自身もソロは即興で毎回違った演奏をするのだ!とイキっていた(笑)時代もあったけど、このごろは音を選んでかっちり決めた美しい4小節や8小節を演奏するのもいいなと思うようになりました。

08 ヨコハマ・ホンキー・トンキー・ブルース
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作詞:藤竜也 作曲:エディ藩
ライブ@島根県民会館中ホール
ギターの入らないブルースって新鮮じゃないですか?男の人がこの歌を歌うときは、必ずタバコとお酒を片手に、不良っぽく巻き舌で「めっっしをくぅならぁぁぁあ」と歌う感じが多いんだけど、あれ、なんででしょうか。飯を食うだけなんだからそんなに力入れなくてもって思うけど。それぞれの解釈があるのですね。ブルースって、いや、ブルーズってなんだろう。

09 場末哀歌

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作詞作曲 佐藤マサ
ライブ@島根県民会館中ホール
哀歌と書いてエレジーと読みます(テストに出ます)。イントロからご機嫌になる歌です。美音堂の最初の社長、田口史人さんに「浜田さんのことを歌った歌みたい」と教えられて覚えた歌ですが、物語の見えるようなほんとによくできたいい歌だと思います。いつか「胸の小箱」が映画になったら主題歌にしましょうね。ああ、キャスティングに悩むわー笑

10ラストオーダー
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作詞作曲 浜田真理子
ライブ@渋谷クラブクアトロ
お酒の好きな女友達が、お店のラストオーダーのコールに「ウーロンハイ4杯」と言ったという嘘みたいなほんとの話から作った歌です。やっぱり、お店の終わりにはワルツがかかってほしいな。「蛍の光」もいいけどそれよりは、「Last waltz」。それと「One for my baby and one more for the road 」のイメージを足してウーロン茶で割ったような感じの曲にしようと思いました。

こういうときの檜山さんのアコーディオンはまじ泣ける。というか、3拍子が好きすぎる。3拍子が好きなのは騎馬民族だった名残だと民族音楽学者の小泉文夫さんの本に書いてあった。馬が歩くリズムは3拍子だから、というのが理由だ。ほんとかな。

11あめつちのテーマ
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作詞作曲 浜田真理子
ライブ@島根県民会館中ホール
出雲↔鳥取間を走る観光列車「あめつち」のテーマソング。あめつちは天土ではなく、天地です。この観光列車のプロデュースをされたのは錦織良成監督です。神話がコンセプトになっている列車だけれど、曲調はそういうのじゃないほうがいいと思ったので、ド・8ビートにした。今にもスクールメイツが踊り出しそうな、ださかっこいい70年代風です。オリジナルバージョンは、ブルースハープの八木のぶおさんが入っていて、トレインソングになっているけれど、このバージョンは楽器編成が違うのでまた雰囲気が違っています。山陰を走る観光列車だから島根県民会館でやったらきっと喜んでいただけるだろうと思い、アンコールでやりました。大人も子供もみんなで歌えるような。イントロはピアノだけで入りますが、そのうち大地くんのドラムがどこどこどこっと入ってくるところがたまらんなー。電車に乗って旅に行きたくなるね。


2020-02-11 15:36 この記事だけ表示   |  コメント 0
ライブ盤についてその3
01 ミシン
作詞作曲 浜田真理子
ライブ@渋谷クラブクアトロ
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帰っていく加瀬さんと、片付けを手伝う久保田さん

「Next Teardrop」のレコ発はクラブクアトロで行った。伊藤大地さんとは、レコーディングでは顔を合わせることがなかったので、前日のVIVID SOUNDスタジオでのリハーサルで初めてお会いした。Marino氏とは前年の宮古島でのライブからの流れでご一緒することになったのだが東京では初めてだった。アコーディオンの檜山さんや加瀬さんは前作「Town Girl Blue」の時からのおなじみさんである。

さて、いつものようにソロ曲とバンド曲を用意していた。バンドのサウンドチェックやリハーサルに時間をかけるので、ソロのパートのリハーサルって普段ほとんどしない。ただ、照明さんのために曲の雰囲気を伝えるためざっと流して演奏することがある。この日もバンドリハを終えて、ソロパートで演奏する「ミシン」をワンコーラスだけやってみていた。リハを終えてステージに残っていたメンバーたちがなんとなく合わせて(適当に)演奏してくれた。これまで一緒にやったこともないし、多分このときみんな初めて聞いた曲なんだろうと思うが、そのゆるい感じが思いのほか良く、音響ミックスの久保田さんが、「これ、今日バンドでやったら?」と鶴の一声。はい、キター!

あわてて楽譜をコピーして、みんなに渡して再度リハーサルをして、本番にのぞんだという1曲です笑。さすがのみなさんですね。こういう時、楽譜を書き換えて移調して、フレーズを考えたりで一番大変なのがサックスのマリノ氏だけど、今回はそんな時間もなかったので、得意なエチオピア風の妖しい音階で乗り越えた。大地くんのパシン、パシンと響く8ビートが超かっこよくて、これって、こういう曲だったっけ?となんだか魅力を再発見したのだった。

ところで、「ミシン」という曲を英語表記にしようとして、はた、と困る。「ミシン」って日本語ですよね。英語でなんて言うんだろう。「Sewing machine」じゃ変だし。もともとは「machine」がなまってミシンになったっていう説もあるみたいだけど、「Machine」だったら違う歌になってしまう。そういうわけで、「ミシン」ってカタカナだけど和風オリジナルなタイトルだったんだな、って今頃わかった。

02上海リル
作詞Al Dubin作曲 Harry Warren 訳詞 服部龍太郎
ライブ@モーションブルーヨコハマ
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この日は加瀬さんと、マリノ氏と3人でライブをした。この曲は昔からレパートリーではあったけど、ずいぶん久しぶりに歌った。なぜやろうと思ったかというと、テーマソングを書いた映画「天使のはしご」のお母さん役で松坂慶子さんが出ていらして、いろいろ研究のために松坂さんの出演映画などを見ていたとき、「上海バンスキング」の中で流れてくるので思い出してまたやってみたくなったのだ。これをやります、外国のカバー曲です、と言ったとき、加瀬さんと久保田さんが、「えー、日本の歌じゃなかったっけ?」と同じように驚いておられたけど、多分お二人の脳裏には「上海帰りのリル」(by津村謙)があったと思う。タンゴのあれ、「誰かリルを知らないか」っていう歌ね。どちらも映画が元になっている歌だし、なんだか歌の内容も似ているのでよく間違えるけど、「上海リル」の方が断然古いので、オマージュとか、リメイクなのかなと思う。知らんですけど(丁寧語)。ちなみに「リル」はlittleの略だそうです。

演奏は、いつものようにマリノ氏のテナーがぶわぶわと響いて加瀬さんのベースが地を這う(かっけー)。ソロの部分でのマリノ氏の駆け上がりがかっこよくて、うひょー!と気持ちが上がってわたしもピアノで駆け上がりました(聞いてね)。
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またも帰っていく加瀬さん

03Since I fell For you
作詞作曲 Buddy Johnson Woodrow
ライブ@クラブクアトロ
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今回のライブ盤はバンドのみなさんが大活躍です。というわけで、サックスのマリノ氏はこの曲でも最高。ソロに入るところのブロウとか、聴くたびにどきどきします。「Town Girl Blue」に収録されているバージョンは、ハマダがオルガンを弾きながらカントリー風に歌っていますが、これはもう少しブルージーに聞こえますね。
それにしても、わたしはあなたのために幸せな家庭を捨てたのに、今あなたは去ってしまった。っていう歌詞、かわいそうすぎるー涙。去るなよー涙。わたしはこの曲、誰のバージョンで覚えたかというと、Reba McEntireのバージョンです。ザ・カントリーという感じの泣きの歌い方でいい声です。それにしても、こういうR&Bの三連のリズム大好きだなー。いや、まじで。

04夕陽が泣いている
作詞作曲 浜口庫之助
ライブ@島根県民会館中ホール
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「グループサウンズ」というジャンル不思議ですね。誰が名前をつけたのかな。グループの音、というのも興味深いですね。「Lounge Roses」では鈴木茂さんがギターを弾いてくださっているバージョンだけれど、このバンドにギターはいないので、サックスとドラムで引っ張っていってもらう感じです。エンディングも特に長さは決めずにマリノ氏と大地くんのスリリングなやりとりで、ずどんと終わります。
そういえば、これは島根県民会館でのライブ録音です。父が亡くなってから2週間とちょっとで行ったライブ、松江のコンサート楽しみにしていたのに見せてあげられなかった。この曲とか好きだったと思うけどな。もうすぐ1周忌。早いなあ。まだ時々思い出して泣いています。

05赤色エレジー
作詞作曲あがた森魚
ライブ@ビルボードライブ東京
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「Town Girl Blue」のレコ発のときのアンコールで。あがたさんの歌は言うまでもないが、この日の檜山さんのアコーディオンが最高。何度聞いても胸が熱くなってしまう。
わたしはこの歌をどこで聴いたか子供の時から大好きで、小学生の時アルト笛で泣きながら吹いては家族の笑いを誘っていた。自分としてはどうしてこのメロディで涙が出るのか、実験をしていたつもりだったのだけど、「愛は愛とてなんになる」の「なんになる」の部分、ファーミレミファミーのところで絶対に涙が出る、というところまでは突き止めたけど、それがどうしてだかは結局わからずじまいだった。どうも「ファミレ」という音の並びに秘密があるような気がする。妹には未だに「あんたって、笛吹きながら泣いてたよねー」とからかわれる始末だが、そのわたしが、まさか、大人になって本物のあがた森魚さんとデュエットすることになるとは!タイムマシンで45年くらい(げげー!)戻って、泣きながらアルト笛を吹いているチビマリコの後ろ姿を「巨人の星」の飛雄馬のねえちゃんみたいにそっと見守ってやりたいと思う。
2020-02-09 11:16 この記事だけ表示   |  コメント 0
「いだてん」総集編を泣きながら見ながら、2019年のまとめを書くことにしました。

ライブ・イベント
1月17日 名古屋「得三」with ふちがみとふなと
1月19日 三重県松阪市「レストランカルティベイト」O.A胡池マキコ、トークゲスト キム・ホノ
1月20日 横浜モーションブルー 市川愛ライブ ゲスト出演

2月5日 2020年全国植樹祭しまねテーマソング「HOME」レコーディング
2月17日 代官山「晴れたら空に豆まいて」「LoungeRoses」レコ発ソロライブ
2月18日 代官山「晴れたら空に豆まいて」レコ発バンドライブ

3月2日 松江「島根県民会館中ホール」 バンドライブ
3月5日 「いだてん」撮影 ちら出
3月8日 CM「揖保乃糸」レコーディング
3月10日 NHKホール 「いだてん」コンサート出演
3月21日 神戸「御影ロマンス」出演
3月23日 兵庫県川西市「うどんやの二階」OA胡池マキコ、with Marino
3月31日 松江 「楽しい楽団」コンサート出演

4月8日 松江 映画「僕に、会いたかった」試写会 舞台挨拶
4月16日 渋谷「living room cafe」 with 寺尾紗穂, Marino
4月20日 広島「19」with Marino
4月29日 松江 森林公園 植樹祭しまね1年前イベント出演

5月5日 六本木ヒルズ イベント出演 with Marino
5月22日 大阪「ロイヤルホース」with Marino
5月25日 金沢「もっきりや」 with Marino
5月27日 目黒「APIA40」遠藤ミチロウ追悼番組出演
5月31日 「横浜モーションブルー」 with 加瀬達、Marino 

6月28日 シークレットライブ 
6月29日 高松「Speak Low」with Marino

7月6日 島根 海士町 崎まつり with Marino
7月7日 島根 海士町 中村旅館 with Marino
7月13日 松江 スクールMARIKO with 大友良英

8月6日 シークレットライブ
8月17日 松江 「バースデー」with 斎藤潔、宮本美香、Marino

9月21日 山形「ノイジーダック」with Marino
9月22日 三重県いなべ市「竹灯り」イベント出演 OA胡池マキコ、with Marino
9月28日 松江プラバホール大会議室 「MG秋一番」出演 with 鈴木茂、山本恭司、宮本美香

10月5日 島根 温泉津「西念寺」with Marino
10月6日 島根 coco Matsue「音泉コンサート」ゲスト出演 with Blue Moon Quartet with Marino
10月12日 大阪「ムジカジャポニカ」with Marino
10月13日 シークレットライブ
10月14日 和歌山「デサフィナード」with Marino
10月27日 新潟十日町「十日町情報館」with Marino

11月2日 上野 「東京文化会館小ホール」with 加瀬達、Marino
11月7日 MARIKO HAMADA LIVE VOL.1発売
11月9日 松江 スクールMARIKO 第二回
11月13日 代官山「晴れたら空に豆まいて」「金延幸子ライブ」ゲスト出演
11月15日 代官山「晴れたら空に豆まいて」「金延幸子ライブ」ゲスト出演
11月17日 松江 ホテル一畑「松苑会コンサート」
11月23日 滋賀県湖南市「空中音庭」with タテタカコ、Marino
11月25日 三重県四日市市「66」OA 胡池マキコ、with Marino

12月12日 大阪「マーサ」with Marino
12月13日 大阪「ガンツトイトイトイ」 胡池マキコライブ ゲスト出演 with Marino
12月14日 岐阜県可児市「可児市文化創造センター」「師走の真理子with 蠣崎未来、Marino
12月21日 岡山 長島愛生園「さざなみハウス」 with 檜山学、Marino
12月25日 代官山「晴れたら空に豆まいて」越路姉妹の「秘密の夜会vol.3」with Marino
12月29日 YouTube「mariko channel」開設

ラジオ
FM山陰「浜田真理子のご機嫌さんで」(毎週土曜日)
BSSラジオ「週刊ブンノジぶんしょう堂〜ツキイチマリコ」(月一)

☆書きながらひとつひとつ思いだしておりました。楽しかったなあ。そして働いたわー笑。どれも昨日のことのようです^^。各地でお出かけいただいたみなさま、ありがとうございました。共演やご一緒させていただいたみなさん、主催してくださったみなさん、ありがとうございました。そしてマリマリユニットでたくさんのライブを乗り越えたMarinoさんありがとうございました。まりちゃんのおかげで楽しい1年になりましたよ。それから年の初めには思いもよらなかったレーベルの立ち上げに関わってくださったプロデューサーの久保田麻琴さんとスタッフのみなさんにもお礼を申しあげます。来年はライブをもう少し少なめにします(毎年言ってる笑)。みなさまにおかれまして来る年も健康で、音楽に満ちた年になりますように。よいお年を。そして来年は1月18日神戸のライブからスタートです。関西のみなさま、どうぞよろしくね。
2019-12-30 16:34 この記事だけ表示   |  コメント 0
MARIKO HAMADA LIVE 2017~2019 vol.2
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久保田麻琴の録音MIXによる5年ぶりのライブ盤Vol.2バンド篇。浜田真理子自身が2019年秋に立ち上げた新レーベル「カメリアレコーズ」よる第二弾。

Billboard Live TOKYOから、地元松江の島根県民会館まで、ホールやライブハウスでの録音を久保田麻琴プロデュースによりまとめたもの。伊藤大地、加瀬達、檜山学、服部正美、池村真理野ら強力なサポートメンバーとともにライブでの人気オリジナル曲「ミシン」やあがた森魚とのデュエット曲「赤色エレジー」も収録。黒田京子、喜多直毅との「リリーマルレーン」は白眉。ボーナストラックは浜田が担当した、地元山陰を走る観光列車あめつちのテーマソング「あめつちのテーマ」。2019年秋に浜田が立ち上げたレーベル「カメリアレコーズ」よりリリース。帯コメントはおおたか静流。

収録曲
1. ミシン
2. 上海リル
3. Since I Fell For You
4. 夕陽が泣いている
5. 赤色エレジー
6. リリーマルレーン
7. わたしたちのうた
8. ヨコハマ・ホンキー・トンキー・ブルース
9. 場末哀歌
10. ラストオーダー
11. あめつちのテーマ(ボーナストラック)

参加ミュージシャン
加瀬達(b): M-1~5, 7~11
檜山学(acc)(key) : M-1, 3~5, 7~11
服部正美(dr): M-5
伊藤大地(dr): M-1, 3,4, 7~11
池村真理野(sax): M-1~4, 7~11
黒田京子(p): M-6
喜多直毅(vn): M-6
あがた森魚(guest vocal): M-5

収録場所
M-1, 3, 10: 渋谷クラブクアトロ 2018/6/19
M-2: モーションブルー横浜 2019/5/31
M-4, 7 , 8, 9,11 : 島根県民会館 2019/3/2
M-5: ビルボードライブ東京 2017/4/13
M-6: めぐろパーシモン大ホール 2018/7/7


Produced and Mastered by Makoto Kubota
Recorded between 2017 and 2019
by Moky Tanizawa, Hiroshi Iguchi, Nobuyoshi Aizawa, Hideyuki Oimatsu and Makoto Kubota
Executive Producer Mariko Hamada (Camellia Records)

Art Work by Taina Lima
Design Coordinated by yamasin(g)

価格
2300円(税抜)

☆ハマダのライブ盤vol.1は既にお手に取っていただけたでしょうか。あ、まだの方、大丈夫です。売るほどございます。いよいよvol.2が発売になりますので、詳細をお知らせしますね。vol.2はバンド編。素晴らしいメンバーの渾身のライブ音源です。かっこいいですよー^^ぜひvol.1も合わせてそろえてくださいね。vol.2の発売日は2020年2月4日。2020年2月2日、島根県浜田市で行う、浜田in浜田コンサートで先行発売いたします。どうぞよろしくお願いします。
2019-12-10 13:13 この記事だけ表示   |  コメント 0
07Mariko's Blues 
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作詞作曲浜田真理子
ライブ@草月ホール
かなり初期の作品。浅川マキばかり歌っていた頃に書いたから「ジンハウスブルース」に出だしがちょっと似ている。ブルースというわりにブルース進行ではない。その後途中に都々逸を挟むようになった。「三千世界の烏を殺し 主と朝寝がしてみたい」の激しさと「あたしは今夜のあんたが欲しい」という歌詞が相似形だわと思って。「ほんに嬉しやあなたの拍手 今宵も歌うよ○○○○で」の部分は、なかなか便利で地名や店名など四文字ならなんでも合う。「今宵も歌うよベーゼン(ドルファー)で」と歌ったのは確か、京都で。「トウキョウ」や「ヨコハマ」は合うけど、「マツエ」や「キョウト」は字足らずで難しい。この日は草月ホールだったから「ソウゲツで」でもよかったけど、とっさに「アカサカで」と歌った。「赤坂」というスナックをやっていた父が聞いたらおもしろがっただろうな。そう、わたしって「赤坂」育ちなんだよね、出雲の。

08胸の小箱
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作詞作曲浜田真理子
ライブ@草月ホール
多用されるようになった「ご縁」という言葉。昔はもっと神聖な響きがあったような気がする。子供の頃は神様でにぎわう神在月が来るのが嬉しかった。この歌では出会うことばかりが「ご縁」ではなくて、お別れも「ご縁」ですよ、そんな風に運命が決まっているのだから、別れを嘆いてもしかたないよと言いたかった。一種の諦めなのかもしれないけど。そう思えば少し楽な気持ちになれる。辛いときは楽な方がいいよね。

09春の嵐の夜の手品師
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作詞作曲あがた森魚
ライブ@ビルボードライブ東京
「Town Girl Blue」のレコ発で初めてビルボードに出演した。ファンの皆さんが本当に喜んでくれて、全国から集結(笑)してライブを見てくれた。そうか、こういう舞台に出るとみんな喜んでくれるんだなあと不思議な気持ちだった。この日あがた森魚さんとの初共演。わたしはこの歌をFのキーで歌っているけど、あがたさんはC。さてどうするか。実はあがたさんは前日鳥取県米子市でのライブがあり、会場に到着するのがぎりぎりになるのでリハーサルには間に合わないかもということだった。途中で転調してわたしの歌に合わせてくださいなんて無理なお願いはできないなあと思った。それで、音響ミックスの久保田さんとも相談して、あがたさんのキーでやることにした。バンドメンバーの楽譜もCで用意した。そうしておけば駆けつけたあがたさんがいつもとおんなじように歌えてご負担も少ないだろうと思った。少し長めのイントロの中、あがたさんがステップを踏むようにして登場。「昔わたしはバレリーナ」とあがたさんの歌声が聞こえてきたら急に胸がどきどきした。なんて味わい深い声だろう。

10カノン
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2013.9 スクールMARIKOより

作詞遠藤ミチロウ
ライブ@モーションブルー横浜
初めて対バンをしたときミチロウさんがこの歌を歌われて、泣いた。それからわたしも歌うようになった。歌詞の字余りなところがなかなか歌えなくて苦労した。100回くらい聞いて、それから全部忘れて練習して自分なりに歌えたと思ったらミチロウさんの譜割りからは離れてしまっていた。歌詞を聴いて欲しくてゆっくり歌ったら、歌い終えるまでに7.8分かかる長い歌になった。ミチロウさん亡き後は特に、歌っている間にミチロウさんのことがちらっとでも脳裏によぎったら泣いてしまうから、できるだけ考えないようにして歌っている。そのうちミチロウさんの笑顔とかを思い浮かべながら歌ってみたいと思うけど、今はまだだめみたいです、すみません。

11すべて失ってもいい
作詞作曲黄啓傑
ライブ@めぐろパーシモンホール
ジャズワールドビートというフェスで、パーシモンホールの大ホールで歌うというチャンスをもらった。ちょうどこの時期覚えたてでわたしの中で大ブームだった「すべて失ってもいい」をぜひ歌ってみたいと思った。ジャズではないですけど、いいですよね、なんだってジャズと思えば。音響ミックスだった久保田麻琴さんも気に入ったようで、この歌誰の歌?と聞かれた。ブルームーンカルテットでは素晴らしく素敵なトランペットを鳴らす黄さんはセンスのいい歌をたくさん書くし、歌う。「すべて失ってもいい」とか、「時間も止まればいい」なんて、最後に思ったのはいつでしたっけ。その日は奇しくも七夕の日。彦星と織姫の年に一度の逢瀬がかないますようにと「たなばた」のフレーズを弾いてしめくくった。
2019-12-05 11:46 この記事だけ表示   |  コメント 0
01流れ星 
作詞作曲里花
ライブ@島根県民会館中ホール 
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里花さんのことを知ったのは2015年ごろだったかな。八ヶ岳の近くに住む人だよと宗像さんにもらったファーストアルバム「GRAIN」を聞いた。彼女の訥々としたギターの弾き語りを聞いて号泣してしまった。どれもいい歌ばかりだけれど、特に「流れ星」を歌ってみたいと思った。その後お会いしてみたら優しくて穏やかで芯のある、自らが奏でる音楽のとおりの人だった。「流れ星」は誰を思って書いた歌なんだろう。どうやって歌を書いているかなんて話、聞いたら野暮だよなといつも聞きそびれている。わたしはね、この歌を歌うとき、ついつい子供たちのことを考えてしまう。いろんな、近くや遠くの世界中のこどもたちのこと。


02祭りの花を買いに行く
 
作詞作曲友川かずき
ライブ@晴れたら空に豆まいて
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リハーサルの合間。久保田さんと宗像さん。

2012年リリースの「あなたの心に」というカバーアルバムの中でも歌っているが、今回はピアノだけのアレンジで演奏している。さすが友川さんはいい歌を書かれますよね。明るい曲調なのに、なぜだか涙が出るようです。タイトルも最高にいいし、「村の鈴木商店」とか、「子供もよそゆきおべべ着て」とか、あーあ、こういう歌詞書けたらなあって、のび太くんみたいに手を頭の後ろで組んでしまいそうになる。降参。

03のこされし者のうた 
作詞作曲浜田真理子
ライブ@ビルボードライブ東京
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ずいぶん前に作った歌でこれまでに何度歌ったかわからないほどだけれど、ちっとも飽きの来ない不思議な歌。ライブではさまざまな編成でも歌ってきた。ピアノソロはもちろん、ベースとデュオだったり、ストリングスと一緒だったり、サックスでメロディを朗々と歌ってもらったり。今回は、檜山学さんの歌心あふれるアコーディオンがもの悲しく美しく響く。これからもずっと歌っていくんだろうな。この歌を作ったときには「行かないで」なんて誰かに言うことは絶対にないと思っていたけれど、そんな風に言いたくなる人が年々増えていく。「涙の雨が降ったなら わたしを思い出して」。父の好きな歌だった。

04琥珀色慕情 
作詞作曲浜田真理子
ライブ@晴れたら空に豆まいて
酒場の歌を書くなら、「琥珀」という言葉をいつか使ってみたいと思っていた。せつないラブソングなら「なんとか慕情」というベタな感じのタイトルもいつかつけてみたいと思っていた。琥珀慕情ではなんだか座りが悪い。だからといって琥珀色慕情ならいいかというとそれほどでもないけど、琥珀慕情よりはいいかしらと思った。漢字を並べるなら5文字が限度かなというわけでタイトルが決まった。どんなきっかけでこの歌を書いたかは、今となっては全く思い出せない。イントロからするとスタンダードナンバーみたいな曲を書こうとしたんだと思います。誰か歌ってください(笑)。

05十五夜 
作詞作曲浜田真理子
ライブ@草月ホール
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ファーストアルバムから20周年の記念コンサートを草月ホールで行った。それまでに出したオリジナルアルバム7枚それぞれから最低でも1曲は選んで歌うことにした。「夜も昼も」というアルバムからはこの曲を選んだ。人気の曲でもある。この歌の言いたいことは「いろいろありますが ただ愛することにしました」これにつきるのだと思う。わたしの友達が、夫婦の間でもめ事があったとき、何度もこの曲を聴いたと言っていた。自分の中に嫌な言葉や、嫌な考えとか、負のエネルギーがたまったときに、月を見あげるとすっきりしますよね。月を見上げたからって問題が解決するわけじゃないんだけど、「見上げる」という姿勢そのものが心を前向きにするのね。

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作詞作曲浜田真理子
ライブ@草月ホール
草月ホールは音がいい。音響ミックスを担当した久保田さんもそう言っておられた。歌っていても気持ちがよかった。もともとこの曲はNHKの朝ドラ「あさが来た」を見ていて、あさちゃんと新次郎さん夫婦の関係性にとても感動して書いたのだった。互いが互いをリスペクトして、そして支え合うという姿ね。つまりはソウルメイトという意味なんだけど、そうタイトルにするのは恥ずかしくてmateにしちゃった。もっとカジュアルな雰囲気を出したかったというか。「花びらのような口づけ」ここが好きなところです。
2019-12-03 11:18 この記事だけ表示   |  コメント 1