視聴コーナー
You Tube浜田真理子公式チャンネル
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コンサート情報
■浜田真理子 TOWN GIRL BLUE
2017/4/13(木)
Billboard Live TOKYO (東京都)
[出演]
浜田真理子/Mariko Hamada(Vocals,Piano)
服部正美/Hattori Masami(Drums,Percussions)
加瀬達/Toru Kase(Bass)
檜山学/Manabu Hiyama(Accordion)
[一般発売]
2017/2/21(火)10:00〜

■うたの女子会
浜田真理子〜畠山美由紀〜市川愛コンサート
2017/6/4(日)
高松オリーブホール (香川県)
[一般発売]
2017/3/1(水)10:00〜

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浜田真理子8月の出演情報

8月17 日(土)浜田真理子ライブ in 松江

時間:18:30 op、19:30 st
場所:ミュージックバー バースデー
http://matsue-birthday.sakura.ne.jp/

料金:¥4000(drink別途)
出演:浜田真理子(vo, p)
   斉藤 潔(b)
   池村 真理野(sax)
ゲスト:宮本美香(sax)
チケット申し込み方法:
7月28日(日)正午よりメールでのみ受付、翌29日(月)より順次結果発表
(お一人様2枚まで)
お名前(ご同伴者様があれば同じく)、お電話番号を明記の上お申し込み下さい。
★お申し込み専用アドレス(担当:森山)
matsue.birthday@gmail.com

☆毎年恒例のミュージックバー バースデーでのライブです。今年はマリノさんに加えて、斎藤さんや美香さんとにぎやかにやります^^楽しみだなー。チケットのお申し込みはお早めに。

2019-07-11 19:52 この記事だけ表示   |  コメント 0
5月には暑い日が続いたけれどここのところ少し涼しい日が続いている。例年並なのかどうなのか、いつも異常気象だから「例年」て何かもうよくわからない。山陰の梅雨入りはまだで、東北に先を越されてしまった。雨が不足してダムの水が減っているとニュースで見たから、適度に降ってほしいとは思う。適度にね。災害を引き起こすような土砂降りは困る。


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相撲ライターの和田靜香さんの「21世紀の相撲絵師たち展」

和田靜香さんはミュージックライターだけれど、近年は相撲ライターとしても活躍している。昨年から相撲絵師展というのを始めて相撲に愛を惜しみなく注いでいる。昨年は行けなかったけれど、今年はライブのため上京していたのでチャンス!と思い、10連休のさなか、5月3日の初日に出かけてきた。和田さんの師匠の湯川れいこさんの姿もお見かけした。相撲を愛するみなさんの作品に囲まれている和田さんは幸せそうだった。自分の好きなことをとことん追求する彼女の姿はほんとうにすがすがしくて美しい。


5月5日の子供の日、六本木ヒルズアリーナで歌う機会をいただいた。Jwaveと六本木ヒルズの主催で毎年オーガナイザーを迎えて2日間開催される「TOKYO MAPS」というイベントがそれだ。今年のオーガナイザーは大橋トリオさん。一人だけどトリオさん。そのトリオさんにお誘いいただいて出演することになったので、わくわくとどきどきで出かけた。大橋トリオさんとは11年程前に大橋さんのアルバムの曲「This is the love」でデュエットさせていただいたことがある。当時から素敵な方だったけれど、ますます活躍して輝いていらっしゃる。

オファーをいただいてすぐにサックスのMARINOさんに連絡してご一緒してもらうことにした。ソロでやるのももちろんOK。でも、あそこでMARIちゃんのサックスが響いたら素敵だろうなあ、そこで歌ってみたいなあと思ったのだった。音響ミックスに久保田麻琴さんもお誘いしてチーム感に包まれる。40分があっという間だった。ご一緒した他の出演者のみなさんもみな素敵だった。

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終演後

40分のステージの選曲は4月のうちにしてあって、既に主催者の方に連絡してあった。けれど、直前になって遠藤ミチロウさんの訃報を知り、迷った末、曲を差し替えてもよいかと聞いたら快諾を得た。ミチロウさんの「カノン」を歌いたかったのだ。

子供の日に訪れた家族連れやら、トリオさんのファンやゴールデンウィークのショッピングを楽しむ人々がヒルズアリーナに集まった。野外のコンサートであんなにたくさんの人の前で歌ったことってあったかなあ。なかったかもしれないなあ。ほんとうに五月の風が高い天井の下を吹き抜けてさわやかな一日だった。MARINOさんのサックスも遠くまで響いていい音だった。サウンドチェックで「Mariko's Blues」を歌ったらどこからか「イエイ!」と大きなかけ声がかかって驚いていたら音響ブースの久保田さんだった。踊りながら卓の操作をしてらした。うける笑。いつもアナログ卓を持ってきていい音にしてくださってありがとうございます。いつもライブハウスやホールのコンサートが多いけれど、この日は外の風に吹かれて気持ちよかった。たまにはこういうのも経験してみるもんですね。とにかく、お誘いいただいた大橋さん、ありがとうございました。

このライブのレビューはコチラ

☆ブログへのコメントありがとうございます。遅くなりましたがお返事を。

アラン塚原さま
ミチロウさんの追悼文をお読みいただきありがとうございました。

安藤正司さま
アピア40素敵な場所ですね。訃報が多くて嫌になりますが、どうかお体に気をつけていい音楽たくさん聞きましょうね。

ユウジさま
ほんとですね。先日もミチロウさんの歌をふと聴いて涙しました。素敵な方でしたね。

KAMO1964SHUUJIさま
多くの人に愛されたミュージシャンでしたね。ミチロウさん。ドムドムバーガー、やよい、スイング、みんな無くなってしまいましたが、懐かしく読ませていただきました。ありがとうございました。

yujiさま
ありがとうございます。僭越ながら、これからもあの歌を歌い続けて行きたいと思います。
2019-06-16 19:01 この記事だけ表示   |  コメント 0
浜田真理子コンサート 2019
20周年を越えて!

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出演:浜田真理子(p,vo)
   加瀬 達(Bass)
   MARINO(sax)
   久保田麻琴(Live mix)

開催日時:11月2日(土)
開場13:30/開演14:00
会場:東京文化会館 小ホール (上野駅前)
料金:全席指定¥4,800(税込)
★チケット一般発売日:7月20日(土)10:00-
*未就学児童入場不可
問い合わせ:東京音協 03-5774-3030(平日11:00-17:00)
主催:J-WAVE

☆☆インターネット、SNS先行予約
「浜田真理子」SNS先行
◎URL:https://w.pia.jp/p/hamadamariko19sns/
◎受付期間:2019/06/20(木) 11:00〜2019/06/30(日) 23:59

☆☆☆昨年に引き続きホールコンサートを行います。20周年の先に見えるのはどんな景色でしょう。どうぞお出かけくださいね。
2019-06-13 14:21 この記事だけ表示   |  コメント 1
お久しぶり。春のツアーが一段落して、なんかすることがないなあって思ってアマゾンプライムの映画を見たりしています。暇か。いやいや暇じゃないんだけどさ、たまにはドラマも見たいなーって思ってね。ライブのまとめ、4月20日の広島まで書いていましたね。それならその続き書かなきゃあ。思い出せるかな。

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4月29日は平成の最後のお仕事で歌ってきました。2020年、来年のことですが、第71回全国植樹祭が島根県で行われます。ハマダは島根県の植樹祭実行委員会からそのテーマソングを頼まれました。大会の1年前イベントでテーマソングのお披露目をするとのこと。本番は大田市の三瓶山だけどただいま絶賛準備中とのことで1年前イベントは松江市の森林公園で行われました。昨年の観光列車「あめつち」のテーマソング以来、テーマソングづいておりますがこのたびも光栄なお仕事で、責任も重いなあと思いました。

「あめつち」のときのように軽快で、覚えやすく、明るく、楽しく、子供から大人まで楽しめて、吹奏楽で演奏できるものがよいということで、またプロデューサーの久保田麻琴さんに録音やアレンジなどをお願いすることにしました。昨年の12月ごろに実行委員会の方から概要をお聞きしてイメージを膨らませました。全国植樹祭は国土緑地化運動のひとつで1950年に第一回が開催されました。毎年各県でのまわりもちで、天皇皇后両陛下の隣席、また「お手植え」などもあります。ついこの間、今年の第70回の大会が愛知県で行われた際、令和天皇皇后両陛下の出席のニュースをご覧になった方もあるかと思います。

お話をいただいたのが、昨年2018年の冬。2020年てことはまだまだ先だなんて思っていましたが、1年前イベントで披露したいからということで、実は意外と日程が厳しかったのです。楽曲の納品が2019年の3月末まで。ほら、年度とかまたぐといろいろややこしいではないですか。予算とかあれで。なので12月の打ち合わせのあと、1月には曲を作って2月にはレコーディングをすませないと3月には間に合わないということでしたが、12月は年末年始を沖縄で過ごしたりして、年明けにもライブツアーがあってあちこち(名古屋、松阪、横浜など)行っていたので、なかなか書けず。その間の心が苦しかったのなんのって。

その上父も具合が悪く、朝から晩まで病院に詰めっきりでしたから、植樹祭の楽しい歌になかなか集中できず。実際のところ1月のツアーを終えて数日で書き上げました。もちろん歌詞などはお話をいただいた時からずっと断片やキーワードを頭の中に転がしていましたので、あとはまとめるだけではあったのですが。うーん。今思い出してもどうやって書いたかよく思い出せません。火事場の馬鹿力とか言うじゃないですか。締め切りアドレナリンとか。そういう感じで。でも素敵な歌になりました。

実行委員会の方が力説されたのは、島根の植樹祭は「循環型」で行うということです。1950年から始まった植樹祭は毎年持ち回りと書きましたが、もう全県回って2巡目に入っています。前回の島根県大会は1971年(昭和46年)です。なんと48年前。前回と同じ場所で、前回植樹した木をもう一度使って会場の設営をしたりするのだそうです。そしてそれをしているのは「島根県だけ!」ということなどを歌に入れてねって。内心どないせっちゅうねんと思いましたが、「あー。はいはいあ、なるほど」とか言ってみました。確かにそれはすばらしい。植樹祭の為に、無意味に森林伐採していたら本末転倒だし。さらに、2020年は「日本書紀1300年」の年にも当たるから、そういうニュアンスも入れてね。って。無理。それは無理。

島根の歌だからって、神話神話するのあんまり好きじゃない。もちろんそれは強みですし、神話は心のふるさとだけど、でも、というか、島根はそれだけじゃない、それを強調しなくてもきっといいのが書ける、書いてみせると今月今夜のこの月に誓おうと思いました。

そういうわけで、まあがんばって書いてみたのです。タイトルは「HOME」。地元ですし。ふるさとに木を植えるってすごいことだなと思い。木を植えるって途方もなくのんびりとして先の先まで見つめた事業だと思います。だってその木が育ったところを生きてる間に見られないかもしれないんだもの。目先のことを考えていたらとても木が育つまで待てやしない。そんなことをずっとやってきて、また未来に向かって、先の時代の人たちのために植えるんだなって思ったらすごく壮大なことだと気づきました。人間なんて、というか、一つの生命体なんて、ちっぽけだね。ちっぽけがずっとつながって今があるんだね。なんかすごいな。


明日はきっとまた誰かがここに立つ
まだ見ぬあなたに愛を贈ろう


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レコーディング風景

アレンジは久保田麻琴さんが、吹奏楽ならば、ブラジルの「マルシャ」というリズムを使おうと言われました。マーチングに最適です。ブラジルには「サンバ」というリズムが有名ですが、それだけではなく、たっくさんリズムの種類があるとのことです。昭和歌謡の「Lounge Roses」でお世話になったブラジル人のサックス奏者のグスタボ アナクレートさんと、編曲家の八木美楠子さんにブラスアレンジをお願いして素敵なフレーズがつきました。ドラムはハットリーニョこと服部正美さん。ベースはおなじみ加瀬達さん、グスタボさんとMARINOさんがサックスパートを担当。トランペットとトロンボーンは八木さんが率いる「バンダマンダカリーニョ」のメンバーである田中充さんと上杉優さん。それからカバキーニョをだいどうじさかえさん。コーラスは久保田さんとMARINOさん。ハマダもちょこっと。
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レコーディング風景その2

「HOME」ずっと愛していただけますように。

追記:「HOME」をどこで聞けるかというおたずねがありますが、そのうち植樹祭のHPなどで公開になるかと思います。FM山陰「浜田真理子のご機嫌さんで♪」でもときどきかけています。
2019-06-05 21:04 この記事だけ表示   |  コメント 0
浜田真理子7月の出演情報
7月6日(土)隠岐郡海士町
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☆昨年、アマフェスで仲良くなった崎地域の方々にお誘いいただいたイベントです。名前書いてないけど笑、ハマダとMARINOさんが出演します。

7日7日(日)隠岐郡海士町

詳細後日

7月13日(土)スクールMARIKO2019第一回
大友良英&浜田真理子トーク&ライブ
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出演:大友良英 浜田真理子
ゲスト:たのしい楽団
時間:開場17:00 開演18:00
入場料:前売 3500円(当日4000円)全席自由
    中学生以下無料
主催:スクールMARIKO(tel 09019189247)
後援:島根県教育委員会
協力:今井書店
出店:お料理ユニット
プレイガイド:”タパタパ”
<松江市>島根県民会館チケットコーナー、プラバチケットコーナー、今井書店グループセンター店・学園通り店、てづくり雑貨ちろり
<出雲市>シマネヤ眼鏡店、今井書店出雲店
<雲南市>今井書店木次マルシェリーズ店

※ご要望の方は当日会場にチケットのお取り置きもいたします。
メール(schoolmariko@gmail.com)
またはスクールMARIKOのHPよりお申込みください
http://schoolmariko.com

☆今年は夏の開催になりました。NHK大河ドラマ「いだてん」の音楽担当の大友さん、お忙しい中を縫うようにしてお出かけいただきます。大友さんと「たのしい楽団」とのコラボも楽しみです。どうぞお楽しみに!チケットのお申し込みはどうぞお早めに!


8月の出演情報
8月17日(土)松江
詳細後日
 
2019-06-05 19:36 この記事だけ表示   |  コメント 0
このごろ訃報ばっかりだ。2月に父が亡くなって、そろそろ元気を出して行こうと思っていた矢先に遠藤ミチロウさんの訃報が届いた。令和に入ってすぐにこのニュースがSNSに流れ愕然とした。闘病中なのは知っていたけれどミチロウさんのことだからきっとまた元気になって私たちの前に顔を見せてくださるだろうと思っていた。それなのに。ミチロウさんは令和の世を見ることができなかった。

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ミチロウさんとわたしはそう古いお付き合いではない。東日本大震災の後、ミチロウさんが大友良英さんと詩人の和合亮一さんと始められた「プロジェクトFUKUSHIMA!」を応援する形で2013年に「スクールMARIKO」を立ち上げた。震災後、原発事故後の福島を同じ原発立地地である松江から何か支援、応援をしたいと思ったのはよいが、実際にどうしたらよいかわからずにいたら、福島にコンサートに行ったときにお世話になった森彰一郎さんが福島に立ち上がった「プロジェクトFUKUSHIMA!」のことを教えてくださった。

「スクールMARIKO」は松江で開催する松江の市民を対象とした勉強会としようと決めた。島根から福島へはどうしたって遠い。通って何かするということが難しい。けれど何かしたい。そんな悶々とした思いを抱えている人はたくさんいるだろう、そして、同じ原発立地地としてこのような事故を二度と起こさないように、まずは何が起こってその後どうなっているかをみんなと一緒に考えようという気持ちだった。それまで原発のことなど全く考えたことのなかったわたしだから、にわかのそしりは免れないと思ったけれど、それでもやらないよりはましだと思ってつたないながらに勉強会を運営してきた。まじ、柄じゃないと思ったけど敬愛する大友良英さんの活動を見ていて学ぶところも大きかった。

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2013年の夏、プロジェクトFUKUSHIMA!が開催した盆踊りのフェスにわたしは参加した。ライブでは「教訓1」を歌った。夕方から夜にかけての盆踊りの時にはミチロウさんが高い櫓の上に立って雄叫びをあげた。そのかっこよかったこと。

その年スクールMARIKO初年度には、大友良英さんはじめ、7人のゲストを毎月松江に呼んでお話を聞いた。それぞれの視点から語られる福島の今にみな衝撃を受けた。9月の最終回のゲストはミチロウさんだった。

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初年度のスクールMARIKOのスタッフは4人で、ゲストにミチロウさんが決まってみんなでネットを見てどんな方だろうかと調べた。豚の内臓を客席に投げる、とか、過激なパフォーマンスのことやパンクのカリスマと書かれているのを見て、「ハマダさん、この方こわい方でしょうか」とおびえた様子でスタッフに聞かれ、そんなことわたしに聞かれたってわたしだって緊張しとります。と思って、福島の森さんに連絡していろいろ教えてもらった。ほんとのところはどうなんですか、ミチロウさんてこわい人なんですか。森さんの「ぜんぜんこわくないですよー、(天然で)ギャグはスルーされるけど」という話に半信半疑であった。

その後、夏だったか、まさに、スクールMARIKOのミチロウ回のミーティングを喫茶店でしているとき、「森さんがミチロウさんはこわくない人だって言ってましたよ、」なんて話してるとき、チリリンとドアの開く音がして入ってきたのがミチロウさんだったときには驚いてさすがに目が点になった。たまたま松江でのライブに訪れていたミチロウさん、ホテルで借りたレンタル自転車で町をぐるぐる回って遊んで、いや、パトロールしていたようだ。しかも、ソフトクリームをなめながら!

ソフトクリームのせいで喉がかわいてふと立ち寄った喫茶店にわたしたちがいた、なんて、ちょっとできすぎな感じだが、そこはミチロウさんが泊まってらしたホテルの近くだったという嬉しい偶然だった。わたしが、「あ、ミチロウさん!」と駆け寄って声をかけて、「ハマダマリコです。それからこの人たちは、スクールMARIKOのスタッフたちです」と紹介したら、ミチロウさんは「ああ」と言ってわたしたちのテーブルに来られて、ハンチングをとって一礼された。「こんにちは。遠藤ミチロウです。今回はお世話になります」と言われなんかものすごく過激な人だと思っていたみんなは拍子抜けしてへなへなになった。さっきまでYouTube見てびびっていたわたしたちと、一緒に珈琲飲んで歓談して、ミチロウさんが終始敬語で話してくださるので恐縮しっぱなしだった。

スクールMARIKOの初年度、何もわからない中で少ないスタッフと共に開催して最終回にトークゲストとしてミチロウさんをお迎えできたのはとても嬉しいことだった。ミチロウさんにはトークのあと、3曲だけ歌を歌っていただくことをお願いした。「ハマダさん、今日はトークのあとの3曲ということなので、メイクをしないつもりですが、大丈夫ですか?」とわざわざ聞いてくださった。「そんな、大丈夫ですよー」と言うと、ミチロウさんはうなずいて、「それから今日は年配の方も見えているようですが、何か言ってはいけない言葉とかありますか?」と気を遣ってくださった。その質問の意味があんまりわからず「え?なんでも大丈夫です」と言ったらミチロウさんは静かにうなずいて「わかりました」と言われた。

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で、「せーっくす、せーっくす、」から「ふぁーっく、ふぁーっく、」から「お前らやりてえかー」から、歌われました笑。80代の女性がいらして、口をぽかんと開けて見ておられたのが忘れられない。ミチロウさん、言ってはいけない言葉はありますかって、なんで聞いたんだろう。

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その後、対バンをすることになったり、わたしがミチロウさんの「カノン」に感激してカバーするようになったり、一緒にフェスに出たり、「ええじゃないか音頭」を歌ったり、ミチロウメイクをしたり、いろんなところでご一緒することになった。松江に来られるときは一緒にやりませんかと声をかけてくださった。「さつきの憂うつ」を歌ったら「ハマダさんはなんだか僕のお姉さんみたいだなあ」と言われた。えーやだ、すごく年下だのに笑、ってそのときは思った。それから森さんに「ハマダさんのジャンルは『しんみりパンク』ですね」と言われたことをミチロウさんに言ったら笑っておられた。

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猫を愛する優しい人だった。どうして豚の内臓なのかと聞いたら、「骨のついているのは、客席から投げ返されたら痛いから」と言っておられた。まじか。最後にお会いしたのは島根県の隠岐の島、海士町のアマフェスだった。ミチロウさんは杖をついておられた。少し元気がなさそうで心配だった。ステージには西日が容赦なく強く当たり、酷暑の7月それも一番暑い時間帯にミチロウさんは出て歌われた。もう立って歌うのはきついと座って歌われた。200%くらいの力で歌われる姿を見てそこにいた誰もが勇気づけられ、励まされ、涙した。

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なんか、うまく書けないな。今日も思い出語りでごめんなさい。悲しくなってきたのでもうこのへんで風呂入って寝ます。
ミチロウさん、さようなら。また会う日まで。ハマダはもう少ししんみりパンクしてからそちらへ行きます。

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2019-05-06 22:43 この記事だけ表示   |  コメント 5
平成も今日で終わり。なんとなく、なんとなくだけど、しみじみする。大晦日風味で、このままでは年越しそばとか食べてしまいそうだ。天皇皇后両陛下におかれましては、ほんとに長きに渡ってお疲れ様と申しあげたい。今後は「ジーブスの事件簿」とかゆっくり読まれる時間がありますね。どうぞお体に気をつけられますよう。さて、平成だとか、令和だとかというと、やけに怒る人がいて、ツイッターでは怖くてつぶやけないが、本心としては別にいいじゃないかと思ったりする。怒っている人も、元号がどうとかいうよりも、このお祭り騒ぎがいやなんだろうと思う。お祭り騒ぎに目をくらまされて本当のことが、大事なことが見えていないんだって。あるいは報道の横並び感とか、他にニュースはないのかとか、そういうことが嫌なんだろう。わたしは頭が悪くて、すぐに他のことに気を取られるので、いつも大事なことを見失ってしまうけれど、とにかく、なんでもかんでも怒る人がわたしは怖い。令和の世はあんまりキレたり怒鳴ったりする人がいない世であってほしい。できれば争いごとや戦争もやめてほしい。そういう祈りを込めて除夜の鐘くらいはつきたい気持ちだ。

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令和のまんじゅうこわい。

それで、ここまではマクラなのです。ツイッターと違ってブログだといつまでもいつまでも書けてしまうので、ついつい、タイトルで書こうとしたことを忘れてしまうので今日は気をつけて、書きながらタイトルをちらちら見ている。あ、そうそう、タクシードライバーのIさんのことね。ちゃんと書くよ。前回のブログにはたくさん反響をいただきました。ありがとうございました。このブログのコメント欄ではもちろんのこと、シェアをしたツイッターやフェイスブックにも。ありがとうございました。

父のことについては書いているうちに気合いが入ってきてついつい思い出語りをしてしまったのだけど、本当にココロ全開で父のことが好きだったかというと謎ではある。思い出は日々美しくなって、父がものすごく偉くてすごい人で伝記に書かれる人みたいになってしまいそうで怖いが、(ほら、野口英世みたいに)。人としてだめなところもたくさんある人だった。差別はするし、区別はするし、気分屋だし、わがままだし、すねるし、めんどくさいし、はよ死ね、と思ったことも一度や二度ではない。まあそれも含めて、落語の登場人物みたいに、「しょうがないね、おまえさんは」という感じの人でもあった。いい歌もたくさん教えてくれたしな。「松江小唄」や「コロラドの月」や「ダニーボーイ」や「バイヤコンディオス」や。数え切れないくらいいい音楽を教えてもらった。感謝感謝。だんだんね。こないだね、おじさんが亡くなって、その葬儀で、別のおばさんが、「あれ?今日はお父さん来ないの?」とうっかり妹に話しかけていて、妹が半笑いで「お父ちゃん、死んだよ」って答えてた。不謹慎だけど涙が出るくらい笑ったよ。あーあ。父みたいな人と結婚したいとは思わないし、恋人でも嫌だが、たまに会って音楽や芸能の話をするには最高の人だった。ありがとう。ああすればよかった、こうしてあげればよかったの後悔、そろそろやめていいですか。こないだかわいい仏壇が届いたよ。大きいのは高いから小さいやつで勘弁してね。あの世でも元気でね。チーズ、食べるんだよ。ばいばい。

さあ、長いマクラ話を終えて。タクシードライバーのIさんの話に入ります。旅先では荷物が多かったりしてタクシーに乗ることが多い。こないだも広島へライブに行ったとき、Marinoがサックスとかいっぱい持って重そうだからライブハウスに向かうときタクシーに乗った。その運転手さんはIさんというおじさんだった。「ライブハウスJUKEのあるクリスタルプラザ」と行き先を告げると、特に説明がなくてもすぐにわかってもらえた。タクシーの運転手さんていうのは元ミュージシャンだったりする人が多いし、車の中でラジオを聞いていたりして音楽に詳しい人も多い。このおじさん、Marinoのサックスのケースを見て「お客さん、あれはバリトンサックスですか」と聞いていた。Marinoが宮古島訛りで「あれはテナーです。おとうさん、サックスのことわかるさ?(わかるの?)」と聞くと、あらびっくり、そのおじさんはミュージシャンではないが、アルトサックスを習っているとのこと。「マークシックスっていう高いの、ローンで買っちゃったんですよぅ」って言っていた。マークシックスのことをわたしは知らないが、Marinoは「上等さーね、」と言って驚いていた。わたしたちがその日ライブをする「JUKE」に発表会で出たことがあるということだった。

それから車の中でIさんとソニー・ロリンズの話とか、ベン・ウェブスターの話とかして大盛り上がりだった。Iさんはほんとはソニー・ロリンズが一番好きなんだと言ったので、わたしがどや顔で「ソニーロリンズ松江に来たとき見に行きました。30年位前」と自慢したら、Iさんも「わたしも見ました」と言っていた。同時期の来日を見ていたんですね。ほんとはテナーが習いたかったけど、大きいし、肺活量が足りない気がするからアルトをやってると言ったからまたMarinoが宮古島訛りで「それは誤解さ、テナーをぶわーっと鳴らしたいときは、うーわり優しい裏声で、『おはようございます』という声で歌ったらいいさ、自分だいずそうしてるさ、」と言ったりしていた。それが通じたか知らないけど、Iさんはそうですか、そうですかと言っていた。ライブハウスに到着するとき、「今夜7時半からライブだからよかったらお出かけくださいね。この人いいサックス吹きますよ」とわたしが言ったら「仕事があるからなあ・・・ぎりぎり間に合うかなあ」と言っておられた。まあ無理しないで、また来るからねと言ってタクシーを降りた。Marinoが去り際に小声で「ちょっと仕事さぼってくればいいさ、」とだめ押しをしていた。

ライブはクロヒジさんという方の主催で、今年で3回目。クロヒジさんはライブの段取り等、いろいろうっかりしているけど終わってみれば何事もなく開催できる手際なので、「『クロヒジ危機一髪』という名前にしたらどうかな」とにやにやして言ったら結構気に入っておられた。それきりリハやらなんやらでIさんのことは忘れていたけど、ライブが始まったらクロヒジ危機一髪さんが、「なんか、今日お二人を乗せたというタクシーの運転手さんが来ています」と教えてくれた。わーIさん来てくれたんだ!とMarinoと張り切る。こういうの嬉しいのです。

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ビルの19階にあるから「JUKE」。素敵なライブハウスです。

本番ではMarinoのテナーが美しくむせび泣いて、宮古島民謡の「とうがにあやぐ」では客席からため息がもれた。「むせび泣くという言葉をテナーサックスの音で知りました」というようなことをMCで言った。終演後のサイン会で、Iさんは並んで「Lounge Roses」を買ってくれた。「テナーサックスいいなあ。テナー買おうかなあ」と言っていた。「だって、アルト持ってるじゃないですかー」と言ったら「わたしも、むせび泣きたいですよ、アルトではむせび泣けないんです」とか言ったので笑ってしまった。とても感動された様子で、Marinoも嬉しそうだったさ。それで、わたしには「あなたの歌は、母親のおなかの中にいたときのことを思い出すようです」と言われて、多分、ほめてるな、と思ってお礼を言った。

こういう出会いが旅の醍醐味だと思う。Iさん、テナー、買ったかな。どうぞお元気で、また会いましょう。ぷからっさ。
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お出かけありがとうございました。

☆コメントありがとうございます!
モンテクリストさん、父がいい男だったのか、わかりませんが、もてる人だったみたいですねー。いろいろ大変でした(しみじみ)。素敵な詩をありがとうございました。

陶山さん、個展には必ず父とうかがっていましたね〜。陶山さんに触発されて始めた切り絵、父の一番素敵な趣味になりました。ありがとうございました。今回のホーランエンヤ展、妹と行きますね。

あつこさん、初めまして。コメントありがとうございました。「イビヨル」いい歌ですよね。わたしも大好きな歌です。いつかライブでお会いできるのを楽しみにしています。

2019-04-30 11:21 この記事だけ表示   |  コメント 0